こんにちは。「家族とペットを守る防災電源ガイド」運営者の「ポタ子」です。
最近は大きな地震や台風のニュースが増えていて、お家での防災対策を見直す方が本当に多くなりましたよね。そんな中でよく話題にのぼるのがポータブル電源です。
ネットを見ていると、災害時にポータブル電源はいらないという意見を見かけることもあって、わざわざ高いお金を出して買うべきなのか迷ってしまう気持ち、すごくよく分かります。
ポータブル電源は決して安い買い物ではないですし、本当に災害時に役立つのか、それとも本当にいらないのか、口コミや実際の使い勝手を知りたいですよね。特にマンション暮らしの方や、避難所に行くつもりだから不要だと考えている方にとっては、維持の手間や置き場所のことも気になるポイントだと思います。
この記事では、災害対策としてポータブル電源が不要だと言われる理由を客観的に整理しつつ、私が実際に大きな停電を経験して気づいたリアルな必要性について定格出力や容量の目安も交えて詳しくお話しします。
最後まで読んでいただければ、あなたのご家庭にとって本当に必要な防災備蓄の形が見えてくるはずですよ。
- 災害時にポータブル電源が不要だと言われる具体的な理由と代替品の実態
- 実際の停電経験から分かったポータブル電源があることによる安心感の違い
- 家庭環境や同居するペットの有無によって変わる防災電源の必要性
- 失敗しないためのポータブル電源の選び方と後悔しないための活用法
災害時にポータブル電源はいらない?不要派の意見

防災グッズを揃えるときに、ポータブル電源は本当に必要なのか疑問に思うのは当然のことです。ここでは、なぜ災害時にポータブル電源はいらないと言われているのか、不要派の意見やその背景にある理由を詳しく見ていきましょう。
乾電池やモバイルバッテリーで足りる理由

災害時の備えとして、まず頭に浮かぶのが身近な乾電池やスマホ用のモバイルバッテリーですよね。ポータブル電源はいらない派の意見として最も多いのが、これらのお手軽なアイテムだけで十分に災害を乗り切れるという考え方です。
確かに、最近のモバイルバッテリーは非常に進化していて、大容量のモデルであればスマホを数回フル充電することが可能です。家族全員がそれぞれ1ずつのモバイルバッテリーを持っていれば、数日間の連絡手段を確保するには困らないかもしれません。
また、情報収集のための防災ラジオや、夜間を照らす懐中電灯、LEDランタンの多くは乾電池やUSB充電で動きます。そのため、日常的に使い慣れているモバイルバッテリーを多めに用意しておき、乾電池の備蓄を1パックか2パック多めにストックしておけば、わざわざ重くて高価なポータブル電源を買う必要はないという結論に至るわけです。
特に、一人暮らしの方や、普段からスマホ以外のデジタル機器をあまり使わない方にとっては、モバイルバッテリーの機動性の高さは魅力的です。ポケットやカバンに入れて簡単に持ち運べるため、避難時の荷物を減らしたいというミニマリスト的な視点からも、大きなポータブル電源は不要と判断されやすい傾向にあります。
避難所への避難を想定している人の盲点

災害が発生した際、自治体が指定する避難所(小学校の体育館や公民館など)へすぐに移動することを前提にしている場合も、ポータブル電源はいらないと考えがちです。
避難所に行けば電気や水道などのインフラが優先的に復旧したり、自治体が用意した発電機からスマホの充電をさせてもらえたりするだろうという期待があるからです。
しかし、ここにはいくつかの盲点が存在します。実際の災害時、避難所のコンセントは非常に限られており、スマートフォンの充電を求める何百人もの避難者で長蛇の列ができることが珍しくありません。
また、充電できる時間が「1人1回15分まで」のように制限されるケースも多く、満足に電力を確保できないのが現実です。
さらに、近年はプライバシーの観点や、感染症対策、そして何よりペットを連れているなどの理由から、あえて避難所に行かずに自家用車の中で過ごす車中泊避難や、自宅の安全が確保されている場合の在宅避難を選択する人が急増しています。
避難所がすべての電力を賄ってくれるわけではないという現実を想定していないと、いざというときにスマホのバッテリーすら切れてしまい、外部との連絡や災害情報の収集が完全に途絶えてしまうというリスクを抱えることになります。
ポータブル電源の寿命とメンテナンスの負担

ポータブル電源を所有することの隠れたデメリットとして、維持管理の手間が挙げられます。これが理由で「いらない」と感じる人も少なくありません。ポータブル電源は、一度買って押し入れに終い込んでおけば、10年後にそのまま使えるという類のものではないからです。
内部に使用されているリチウムイオン電池やリン酸鉄リチウムイオン電池は、長期間放置していると少しずつ自然放電してしまいます。完全に残量がゼロの状態で長期間放置する「過放電」を起こすと、バッテリーが著しく劣化し、最悪の場合は二度と充電できなくなってしまうトラブルが発生します。
そのため、一般的には数ヶ月に一度はクローゼットから引っ張り出して、残量を確認し、定期的に継ぎ足し充電を行うというメンテナンス作業が欠かせません。
また、機材としての寿命もあります。充放電を繰り返せる回数(サイクル寿命)はバッテリーの素材によって異なりますが、年数が経てば徐々に容量は低下していきます。
普段からキャンプやアウトドア、車中泊などで頻繁に使っている人なら日常の一部として管理できますが、完全な防災専用として購入した場合、この定期的なメンテナンスを面倒に感じてしまい、最終的には宝の持ち腐れになってしまうか、いざというときに動かないという事態になりかねません。
高額な初期費用と購入をためらう心理
ポータブル電源の導入を阻む最大の壁とも言えるのが、その価格の高さです。家電量販店やネット通販で見かけるポータブル電源は、スマートフォンの充電程度ができる小型モデルでも数万円、家庭用の主要な家電を動かせる大容量・高出力モデルになると10万円から20万円を超える製品も珍しくありません。
毎月の生活費や貯金の使い道を考えると、「いつ来るか分からない災害のためだけ」にこれほど大きな金額を投資するのは、どうしても心理的抵抗が大きくなります。
特に、共働きで忙しく、普段アウトドアの趣味がない家庭にとっては、数年に一度あるかないかの停電対策に10万円を支払うよりも、日々の食費や子どもの教育費、あるいは他の確実な防災グッズ(水や非常食、簡易トイレなど)にお金を回した方が合理的だと感じるのはごく自然なことです。
このように、コストパフォーマンスという観点から見たときに、発生確率の低いリスクに対して高額な初期費用を支払うことへの躊躇が、ポータブル電源はいらないという意見を後押しする強い要因となっています。
カセットガスや発電機で代用するメリット

ポータブル電源以外にも、電力を確保したり、熱源を確保したりする手段は存在します。そのため、カセットガスコンロや小型のガス発電機、ガソリン燃料のインバーター発電機をすでに持っている、あるいはそれを購入する予定があるからポータブル電源はいらないという意見もあります。
特にカセットガスは、スーパーやコンビニで安価に購入でき、長期保存がきくため非常に優秀な防災備蓄品です。カセットガスコンロがあれば、停電時でもお湯を沸かしたり温かい食事を作ったりすることができ、調理という面においては電気に頼る必要がなくなります。
また、本格的な電力を供給したい場合は、カセットガスを燃料とするポータブル発電機を選ぶという選択肢もあります。発電機は燃料がある限り、天候に左右されずに定格出力を維持して発電し続けられるという強力なメリットがあります。
ただし、発電機には重大な注意点があります。ガソリンやガスを燃料とする発電機は、激しい作動音と一酸化炭素を含む排気ガスを出すため、マンションのベランダや室内では絶対に避難時に使用できません。
基本的には一軒家の庭などでの使用に限られます。このあたりの使用環境の制限を考慮した上で、自分の住環境にはカセットガス製品の方が合っていると判断する人が多いようです。
ここで一度、ポータブル電源不要派の主な理由を分かりやすく表にまとめてみました。
| 不要派の理由 | 主なメリット・主張 | 見落としがちな注意点 |
|---|---|---|
| モバイルバッテリーで十分 | 安価、軽量、持ち運びが楽 | スマホ以外の家電(扇風機や医療機器など)は動かせない |
| 避難所に行くから不要 | 公的支援が受けられる安心感 | コンセントの争奪戦になり、自由に充電できない可能性が高い |
| メンテナンスが面倒 | 無駄な管理コストがかからない | いざという時の電力確保手段が完全にゼロになる |
| 価格が高すぎる | 他の備蓄品に予算を回せる | 長期停電時の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)が著しく低下する |
| 発電機やガスで代用 | 燃料があれば長時間の供給可能 | 室内やマンションでは騒音と排気ガスのため絶対に使用不可 |
災害でポータブル電源がいらないと言えない実体験
ここまでは不要派の意見を紹介してきましたが、ここからは少し私の個人的な経験をお話しさせてくださいね。
実は私自身、数年前までは「ポータブル電源なんて高いし重いし、本当に必要なのかな?」と疑問に思っていた一人でした。しかし、あの大きな台風をきっかけに、その考えは180度変わることになったのです。
台風での3日間停電で直面した暑さの恐怖

それは2019年9月のことでした。大型の台風15号が私の住む地域を直撃し、9月9日の深夜、ものすごい暴風雨の中で突然パチッと家中の電気が消えました。
最初は「まあ数時間で復旧するでしょ」と軽く考えていたのですが、夜が明けても、次の日になっても電気は戻りませんでした。結果的に、我が家は約3日間の完全な停電生活を余儀なくされたのです。(参考:総務省消防庁 令和元年房総半島台風(第15号)について)
9月の千葉は、まだまだ真夏のような厳しさが残る季節です。停電した瞬間からエアコンは完全にストップ。風も通らない室内は、時間が経つにつれて信じられないほどの熱気がこもり、まるでサウナのようになっていきました。
冷たい水を飲もうにも、冷蔵庫も止まっているので中のものはどんどんぬるくなり、氷も溶けてしまいました。スマートフォンの画面を見るだけで汗が噴き出すような状況の中で、ただただ電気が復旧するのを待つ時間は、精神的にも体力的にも限界に近かったです。
乾電池式の小さなハンディファンは持っていましたが、部屋全体の熱気を追い払うにはあまりにも無力で、電気というインフラがいかに人間の生命線を支えていたかを痛感しました。
在宅避難でペットの命を守るためのエアコン

この3日間の停電中、私が何よりも生きた心地がしなかった理由、それが一緒に暮らしている小型犬のチワワの存在でした。犬、特にチワワのような小型犬は人間以上に体温調節が苦手で、暑さにものすごく弱いんです。(参考:環境省熱中症予防情報サイト ペットの熱中症と対策)
普段はエアコンで厳重に室温管理をしているのに、そのエアコンが使えなくなってしまったのですから、本当にパニックになりそうでした。
ハァハァと苦しそうに荒い息をする愛犬を見て、必死にうちわで風を送ったり、保冷剤をタオルの上に置いて寝かせたりしましたが、保冷剤も冷蔵庫が止まっているので数時間で全て溶けてただの水になってしまいました。
「このままじゃ、この子は熱中症で死んでしまうかもしれない」という恐怖で、夜も眠れませんでした。避難所に行くことも考えましたが、ペットを連れての避難は周囲への気配りや、ペット可のスペースが限られていることもあって、精神的なハードルが非常に高かったです。
結果として在宅避難を選ばざるを得なかったのですが、あのとき、もしエアコンや大きめの扇風機を何時間も動かせるポータブル電源があったなら、愛犬をこんな危険な目に遭わせずに済んだのにと、涙が出るほど後悔しました。この経験が、停電が明けた後に私がポータブル電源を即座に購入する最大のきっかけとなりました。
ペットを飼っているご家庭への注意点:
避難所の多くは、ペットを人間と同じ居住スペースに入れることができません。同行避難ができても、ペットは屋外のケージや専用の部屋に隔離されるケースがほとんどです。
そのため、大切な家族であるペットを守るためには、自宅で安全に過ごす「在宅避難」の環境を整えることが極めて重要であり、そこでの電源確保は生死に直結します。
スマホの充電切れを防ぐ家族全員分の安心感

災害時にスマートフォンは、命綱そのものです。被害状況の確認、自治体からの給水情報のキャッチ、そして離れた場所にいる家族や親戚との安否確認など、スマホがなければ何もできないと言っても過言ではありません。
我が家は共働きということもあり、お互いの状況を確認し合うためにもスマホの電波とバッテリーの維持は絶対条件でした。
しかし、停電が2日目、3日目と長引くと、手持ちのモバイルバッテリーは全て底をつきました。スマホの画面に表示されるバッテリー残量の%が減っていくたびに、社会から完全に孤立していくような強い不安感に襲われました。
家族全員が「なるべく画面を見ないようにしよう」「連絡は最小限にしよう」とピリピリしながら過ごす空気は、ただでさえ災害で疲弊している心をさらに追い詰めます。
ポータブル電源が1台あれば、スマホやタブレットを何十回もフル充電できるため、このようなバッテリー切れの恐怖から完全に解放されます。電力を気にせずいつでも最新の災害情報を調べられること、家族といつでも繋がっていられることの安心感は、心の余裕を保つために何よりも必要なものだと実感しました。
停電時でも普段通りに使える家電の重要性
ポータブル電源があると、ただスマホが充電できるだけでなく、生活に最低限必要な家電製品を動かすことができるようになります。これが、モバイルバッテリーとは決定的に違うポイントです。
例えば、夏場であれば扇風機やサーキュレーターを回して室内に風を起こすだけで、体感温度は劇的に下がります。冬場であれば、消費電力の少ない電気毛布を敷くことで、凍えるような寒さの中でも暖かく安全に眠ることができます。
また、夜間に部屋全体を明るく照らす照明(ACコンセントから給電するLEDスタンドなど)があれば、暗闇による恐怖心や足元の転倒リスクを大幅に減らすことができます。さらに、定格出力の高い大容量モデルであれば、冷蔵庫を数時間稼働させて中の食材を痛みにくくしたり、電気ケトルでお湯を沸かして温かいカップ麺やフリーズドライのアルファ化米を食べたりすることも可能になります。
災害時という非日常の極限状態だからこそ、「普段と同じように家電が動く」という事実が、人間の精神にどれほど大きな救いをもたらすかは計り知れません。ポータブル電源は、単なる電気の箱ではなく、災害時の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を維持するための盾になってくれる存在なのです。
我が家が購入したおすすめの容量とスペック

あの恐ろしい停電経験を経て、私は徹底的に調べて2台のポータブル電源を我が家にお迎えしました。実際に使ってみて分かった、用途に合わせたおすすめのスペックをご紹介しますね。なお、これらはあくまで我が家の一例ですので、購入の際はメーカーの公式サイト等で最新の正確な情報をご確認くださいね。
まず1台目は、メインとして購入したJackery(ジャクリ)1500ウルトラです。容量は1,536Wh、定格出力は1,800Wという大容量・高出力のマシンです。これだけのパワーがあれば、消費電力の大きい電子レンジやドライヤー、そして私が一番欲しかったエアコン(起動電力が高いので注意が必要ですが)や電気毛布なども余裕で動かすことができます。
重さは約14.5kgとかなりズッシリしていますが、基本的には家の中で使う据え置き用として考えているので問題ありません。これがあるだけで、「もしまた3日間停電しても、愛犬を絶対に守りきれる」という絶大な安心感を得ることができました。
そして2台目は、サブ兼持ち運び用として購入したEcoFlow(エコフロー)RIVER 2 Proです。こちらは容量768Wh、定格出力800Wで、重さは約8.25kgと女性の私でも片手でなんとか持ち運べるサイズ感です。
スマホの急速充電や、扇風機、液晶テレビ、電気毛布などを動かすには十分すぎるスペックです。もし万が一、自宅から車へ避難しなければならなくなったときでも、このサイズならサッと助手席に積み込んで移動できるので、機動力を重視した備えとして非常に重宝しています。
このように、日常の使い勝手と非常時の安心感のバランスを考えて複数台を使い分けるのもおすすめの方法ですよ。

ポタ子流・ポータブル電源選びの目安:
- 小型(〜300Whクラス):スマホ充電、LEDランタン、扇風機(短時間)。避難所への持ち運び重視派向け。
- 中型(500〜800Whクラス):電気毛布(一晩)、扇風機(長時間)、小型冷蔵庫。車中泊や1〜2日の在宅避難向け。
- 大型(1000Wh〜クラス):電子レンジ、電気ケトル、本格的な調理家電、エアコン(環境による)。3日以上の本格的な在宅避難や家族の多い方向け。
災害にポータブル電源はいらないという誤解のまとめ

ここまで私の実体験を含めてお話ししてきましたが、結論として「災害にポータブル電源はいらない」というのは、あくまで「健康な大人が、気候の穏やかな季節に、短時間の停電を、避難所で過ごす場合」に限られた条件付きの意見だと私は思っています。
夏や冬の厳しい季節に災害が発生し、インフラの復旧までに1週間近くかかるような大規模な停電が起きた場合、あるいは私のように小さなペットや、小さなお子様、ご高齢のご家族と一緒に在宅避難を選択せざるを得ない場合、ポータブル電源は「あったら便利」な贅沢品ではなく、「生き延びるために不可欠」な必需品に変わります。
高額であることやメンテナンスの手間というデメリットは確かにありますが、それを補って余りあるほどの命を守る価値と、日々の精神的な安心感を私たちに与えてくれます。
防災対策に正解はありません。ご自身の家族構成や、住んでいる地域の特性、そして一緒に暮らす大切なペットの環境を今一度思い浮かべてみてください。
「いらない」というネットの声に流されることなく、本当に大切なものを守るために何が必要かを、ご家族みんなで話し合ってみるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
ポータブル電源 いらない 災害に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ポータブル電源の寿命はどれくらいですか?買ったらずっと使えますか?
ポータブル電源の寿命は、内部に使用されているバッテリーの種類によって大きく異なります。従来の「リチウムイオン電池」を採用しているモデルは、充放電のサイクル回数が約500回〜1000回(数年程度)で容量が落ちてくることが多いです。
一方で、最近主流になっている「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しているモデルは、サイクル回数が4000回以上(毎日使っても10年以上)と、非常に長寿命になっています。
防災専用として長持ちさせたい場合は、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した製品を選ぶのが一般的な目安としておすすめです。なお、具体的な製品ごとの詳しい仕様や最新の寿命目安については、必ず各製造メーカーの公式サイトをご確認くださいね。
Q2:マンション住まいですが、ポータブル電源は安全に室内で使えますか?
はい、ポータブル電源はガソリン燃料の発電機とは異なり、排気ガスを一切出さないため、マンションの教室内やリビング、寝室でも完全に安全に使用できます。動作音も静かな冷却ファンが回る程度なので、夜間に使用してもご近所への騒音トラブルになる心配はほとんどありません。
ただし、充電中や高出力での使用中は本体が熱を持つことがあるため、風通しの良い場所に設置し、燃えやすいものの近くには置かないようにするなどの一般的な注意は必要です。製品ごとの安全基準や正しい取扱方法については、購入された製品の取扱説明書を事前によくお読みください。
Q3:ソーラーパネルは一緒に買った方がいいですか?
予算に余裕があるようでしたら、セットでの購入を強くおすすめします。停電が3日以上に長引いた場合、ポータブル電源の中に貯めていた電気もいつかは使い切ってしまいます。
そんなときにソーラーパネルがあれば、太陽光を使って自宅で自給自足の充電ができるようになり、電力の供給源を継続的に確保できます。
特に在宅避難が長期化するリスクを想定する場合には、ソーラーパネルがあるか否かで安心感が全く変わってきます。ただし、お住まいの地域の日当たり環境やベランダの広さによって発電効率は変わりますので、最終的な導入の判断はご自身の住環境に合わせて専門家や販売店にご相談くださいね。
Q4:ポータブル電源の定期的な充電(メンテナンス)はどのくらいの頻度でやればいいですか?
一般的には、3ヶ月から半年に一度の頻度でバッテリー残量を確認し、60%〜80%程度まで継ぎ足し充電をして保管するのが良いとされています。完全に100%の満充電状態で長期間放置するのも、逆に0%の空っぽの状態で放置するのも、バッテリーの劣化を早める原因になります。
我が家では、防災意識を忘れないためにも「半年に一度、防災食の賞味期限チェックと一緒にポータブル電源を引っ張り出してスマホを充電し、少し減ったらまた規定量まで充電して戻す」というルーティンにしています。
メーカーや機種によって推奨される保管方法や%の目安は異なりますので、正確な情報は必ず各製品の取扱説明書や公式サイトをご確認ください。




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